毎回やり方忘れるので自分用メモ。
AOの焼き方・設定方法
AOとは「アンビエント・オクルージョン」の略。オブジェクトの隣接箇所、凹んだところ、影が落ちそうなところに自動で影をつけてくれる機能です。
この女性モデルの体にAOで色を塗っていきます。
左右対称に描くためにUVを重ねていたり、オブジェクト同士の重なりが不自然なところがあると変な影ができてしまうので注意。
▲右上のクロワッサンマークをクリックしてベイク画面に入ります。
▲お好みの画像サイズ(ここでは2048)にして。「テクスチャをベイク」をクリック。メッシュマップベイカーは必要なモノだけチェックを入れておくと処理が速いです。ワタシはいつもAO、Position、Thickness、Heightにチェック入れてます。
▲肌のベースカラーのレイヤーを作ります。塗りつぶしレイヤーで作ります。
使った色は#FDEAE2です。
▲肌の影色レイヤーを作ります。これも塗りつぶしレイヤーで作ります。
影色レイヤーはベースカラーのレイヤーより上に置きます。
使った色は#F1BCB2です。
▲肌影レイヤーに黒のマスクを追加します。
▲肌影レイヤーの黒マスクが選択されている状態で、AmbientOcculusionのジェネレーターを追加します。下線部、ワタシはよく忘れがちです。
影色とベースカラーが反転して表示されてしまいました。
▲Global InvertをTrueにすると、ちゃんと影色が正しく表示されました。
▲GrobalBrur、GrobalBalance、GrobalContrastをいじると、影の硬さや大きさが変わります。
影が濃すぎるときは
特に股下などですが、影が濃すぎて不自然になっていることがあります。そのような時は手修正で調整していきます。
▲新しくペイントレイヤーを作り、ペイントブラシを使って、肌ベースと同じ色で濃すぎる箇所をざっくり塗ります。
上部の対称象化ボタンを押すことで、左右対称に塗ることができます。
▲ブラーフィルターを追加。BlurIntensity(ブラーの強さ)をいじったり、AO調整レイヤーの透明度をいじったりして、自然な濃さになるように調整します。
AOは肌以外にも服や小物にも使えて便利です。手足の指の間など、塗りにくい部分も自然に影を付けられるのでオススメです。